おはようございますにこ

一気に桜 桜 が咲いて来ました。

それと同時に、雨降らしの雨泣が気になるこの頃。

高須クリニック名古屋院スタッフのブログ

春眠暁を覚えずを体感の毎日です。

そこで、今日は睡眠について調べてみました。

そもそも睡眠の役割とはなんでしょう?

1.疲労回復

昼間活発に活動していると、脳も体も消耗して疲労がたまります。
睡眠には、疲労を回復させる働きがあります。

睡眠中は人間の体温は低下し、脳への血流も日中に比べると減少します。
夜の睡眠により、頭が冷やされることになり、脳の疲労回復につながります。
また、翌日の朝から活発に脳を働かせるためには、睡眠が必要なのです。

睡眠不足だと、いらいらしたり、集中力が欠如したりすることも多いです。
また、体のだるさを感じたりという症状が出てしまいます。

2.成長、体細胞の再生・修復

人の成長ホルモンは、睡眠中に活発に分泌されます。
寝る子は育つ、と言いますが、これはちゃんと生物学的な裏づけがあるのです。

夜12時~3時の時間帯には、成長ホルモンが活発に分泌されて、新陳代謝が高まります。
この時間帯に、細胞の再生・修復がもっとも活発に行われます。
夜12時~3時の間に眠るようにすると、体細胞の再生・修復が活発に行われるというわけです。

皮膚や毛髪、血管、筋肉など、人間の体細胞の再生・修復には、成長ホルモンの存在が欠かせません。
女性ですと、睡眠不足が続くと、お肌が荒れるという経験のあるかたも多いのではないでしょうか。
成長ホルモンの分泌が充分でなく、皮膚の新陳代謝が低下してしまうことが、肌荒れの原因です。

3.免疫力アップ

睡眠には、免疫力を高める作用もあります。

睡眠中は、交感神経の緊張がなくなり、副交感神経の働きが活発になり、リラックスした状態になります。
その状態になると、免疫系をになう白血球(ナチュラルキラー(NK)細胞、T細胞、食細胞、B細胞)、免疫細胞の活動が促進されるのです。
そして、例えば、B細胞という免疫細胞は、外部からの菌をブロックするための抗体を作り出して、免疫系の力を高めます。

私も経験したことがあるのですが、夜更かしを続けると、風邪を引きやすくなります。
風邪を引きやすいという方は、質の良い充分な睡眠をとるようにすると、改善されると思います。

4.ストレス解消

睡眠は、ストレス解消にもなります。
睡眠には、人間の体内に存在するストレスホルモンを、分解する作用があります。

5.老化防止

睡眠不足になりますと、体内での活性酸素の生成が増加します。
活性酸素は、老化の原因と考えられていますで、よい睡眠をとることは、老化防止につながります。

6.記憶の定着

最近では、睡眠の役割として、人間の記憶を定着させる働きがあると、考えられるようになっています。

人間が触れた情報は、まず大脳皮質の側頭葉から海馬に送られます。
海馬は、一時的な記憶を保存、管理するための部分です。(短期記憶)
海馬に同じ情報が送られ続けると、脳が重要な情報であると認知して、その情報を再び側頭葉へと送り、長期記憶として固定させます。

おまけ

これ

眠時間が6時間以下で十分な人をショートスリーパー
9時間以上必要な人をロングスリーパーと呼ばれるそうです。
しかし、極端な人は少なく、たいていの人は6~9時間睡眠でバリアブルスリーパーと呼ばれます。
ショートスリーパーで有名な人にはナポレオンやエジソンがいます。
ナポレオンの睡眠時間が3時間だったというのは有名。
ロングスリーパーで有名なアインシュタインは一日10時間以上眠っていたそうです。

バリアブルスリーパーは両方の性質を持っているので、
ストレスの多い生活をしているとロングスリーパーになったり、反対に一時的にショートスリーパーになることがあるようです。
脳の疲労度が必要睡眠時間に大きく影響しているといえそうです。

毎日の睡眠をもう一度見直してみませんか?

私も、良質な睡眠を心掛け、ご来院される皆様を心よりの笑顔でお迎え出来るよう

 てれ 眠りにつきたいと思います。

高須クリニック名古屋院スタッフのブログ

桜は、蕾から散り際までの全てが絵になり、心を揺さぶる花。

綺麗な桜、お姿に出会えますように  

今日も高須クリニックスタッフブログをお読み頂き有難うございました。

受付カウンセラー エッと‐でしたさくら